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かーして。いーいーよ。のやりとり。それってしなきゃダメ?

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 息子が幼稚園の時、 あそび場で拾った棒を気に入ってあそんでいました。 そこで、「かして」と言いに来た少し小さい男の子。 息子は「ぼくがみつけた!だいじなやつだからやだ!」と取り合いに。 すぐにお互いバチン!と手が出て 「うわーん!(泣)」となってしまったので 母たちは 「どうしたらいいかな?」とこどもたちに聞くと、 2人とも絶対譲らない様子。 こどもにとってはすごく魅力的な棒。 誰にも渡したくないんだよね。 宝物にしたい気持ちを大切にしたいけれど、 うちの子の方がお兄ちゃんみたいだし貸さなきゃかな… 初めて会ったママだな…と焦っていたら、 小さい男の子のママは こどもたちと一緒にどうしたらいいか考え、 寄り添い、 2人が折り合いをつけるまで 30分以上! 見守っていてくれました。  順番に使おう!と大人の判断で穏便に 済ませてしまいがちな場面にいつもモヤモヤしていたこともあり、 ほんわかした気持ちになりました。 あそび場にいる様々な年齢のこどもたちに優しくしてもらったり、 時には厳しくあしらわれたりした経験から 『おもいやり』の気持ちがすくすく育っている気がします。 『かしてもいい』『かさなくてもいい』 幼児の時は特に、 自分の気持ちを相手に伝えるって大事だなと思った出来事でした。 このような社会経験を経て小学校1年生になった今、 自分から「じゃんけんしよう!」と 声をかけられるようになりました。 R4.4.1                                事務局 あや  

生まれてきてくれてありがとう

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  私の好きな本に 『口から(プラス)なことと-(マイナス)なことを言うと書いて「吐」く、 口から-なことを言わないようにして+なことを言う、そうするとそれは「叶」う』 とあります。  我が家にはこどもが3人おり、みんな好奇心旺盛。 時に仲良く、 よく喧嘩もするこどもたちに怒ってしまっては反省して謝り、 こどもに許され、気づかせてもらうこともあります。 課題だらけで常に良い母とは言えません。 教育ではなく共育,共に育っているのかなと日々実感しています。  最近、小4の息子が「生まれてきて一番良かったって思えること何?」と聞いてきました。 息子に質問し返すと「生まれてきたこと、あとは友達に恵まれたこと」と言っていました。 一昨年位には「どうせ自分なんて…」とたまに言っていた息子。 色々出来ないところやダメなところはあるけれど、それでも自分が好きとのこと。 それは私の願いが叶った瞬間でもありました。  どんな子にも素敵な部分が必ずあると思っています。 こどもが自分を大切な存在だと気づいてもらえたら…と小さい頃からかけ続けている言葉があります。 それは、 『生まれてきてくれてありがとう。You Are Very Special(宝物)』  どの子も『自分らしくあそべるように』 そんな願いを叶えるために集まった大人が冒険あそび場にはいます。 夢中になってあそびたい子、 ボーッとしたい子、 大人もこどもも先生もあそびに来て、 心をお洗濯しに来てみてください。 家庭や学校とは違った子どもの一面が見られるかもしれません。  R3.7.1                      事務局 おその